MaiML(Measurement Analysis Instrument Markup Language)

MaiMLは、XML(Extensible Markup Language)に準拠したデータフォーマットで、試料準備から計測、データ処理に至るまでの計測分析プロセス全体を履歴付きデータとして包括的に扱うことができます。

装置・測定条件や試料条件といったメタデータと、画像・スペクトルなどの計測データを一つのデータセットに統合し、データレイクへの蓄積・検索・再利用を可能にします。

プロセス全体はペトリネットでモデル化され、一連の計測分析手順の記述や再現性の検証を支援します。デジタル署名やハッシュによって改ざん耐性を確保します。

さらに、選択的暗号化によって機密部分のみを秘匿しながら、公開可能な部分を共有できます。すべてのプロセスは監査可能なログとして追跡可能であり、「計測分析プロセスの記録・デジタル化」「AI 解析」「複合計測データ解析」「計測分析プロセスのデザイン」といったニーズに応える、再現性・信頼性・セキュリティを備えた画期的なデータフォーマットです。 MaiML を活用することにより、装置毎のデータ出力の違い、手作業によるデータ加工、蓄積データ構造変更のために要する膨大なバージョンアップ作業などから解放されます。